SPY VALLEY(スパイ・ヴァレー) ピノ・ノワール2011
公開日:
:
最終更新日:2013/12/10
ニュージーランドワイン, 週末ワイン(ワインレビュー)
ANA2011年国際線ビジネスクラスのワインで、ニュージーランド×ピノ・ノワールという好きな組み合わせが気になって購入してみました。

SPY VALLEY Pinot Noir 2011 | |
---|---|
生産地 | ニュージランド マールボロ地方 |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール100%(赤ワイン) |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆(6/10) |
香り | チェリー、青みがかった果実 |
味 | 酸味とほのかな甘味のバランス |
ANAワインセレクションの実力は?
ANAの機内ワインは毎年3月にそのセレクションを一新します。5月に翌年のワインの選定方針を決めてから、約半年の月日をかけて機内ワインが決定されます。今回1次選考にエントリーされたワインはおよそ2,100銘柄。書類選考を通過したワイン250銘柄の中から、機内を想定してのブラインドテイスティングによって高得点を取ったワインが3月より機内サービスワインとして提供されます。(ANAより)
例えば2013年であれば、こんな感じで2,000銘柄以上からスタートし、
250銘柄をテイスティングし、半年もかけて決めるそうです。
ワイン初心者としては、この厳選は凄く有り難みがある話です。
香りと味は?
強烈な何かの香りはなく、
口に含んで考えてみると、
チェリーとやや青い香りがしました。
味はピノ・ノワールにしては、
少ししっかりしている印象を受けましたが、
口当たりが良く酸味とほのかな甘味のアクセントがいい感じ。
開き具合などに神経質にならなくても、
「開けてすぐおいしい」という印象。
料理との相性は?
もも肉のステーキとの相性
ちょうど、11月29日が「いい肉の日」だったため、
ガッツリとした1ポンドのもも肉ステーキを合わせてみました。
そこそこ合うけど、ピッタリという感じではなく、
肉の重さに良くない意味でワインの繊細さが目立ってしまいました。
砂肝のオリーブオイル煮との相性
翌日は少し軽いものに変更してリベンジ。
この料理自体がどんなワインにもよく合うため、
ワインを引き立てるといったレベルではない気がしました。
結論と予測
まずこのワイン自体は、
「ピノ・ノワールの香りや味が好きだけど、ちょっと軽い過ぎる」
と感じる人にお勧めで、
チキンを赤ワインで煮込んだり、
サーモンのムニエルなんかに合わせると良いのかもしれません。
タグSPY VALLEY, スパイ・ヴァレー, ニュージーランド, ピノ・ノワール, 赤ワイン
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