Beaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーヴォー) No Added SO2 2013
公開日:
:
フランス, 週末ワイン(ワインレビュー)
少し冷やしてごくごく呑めるボジョレー・ヌーヴォー。赤ワインの入門に最適?
今までで一番早く空いた1本だったかもしれません。

Beaujolais Nouveau No Added SO2 2013 | |
---|---|
生産地 | フランス ボジョレー地区 |
ぶどう品種 | ガメイ100%(赤ワイン) |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆(7/10) |
香り・味 | 新鮮な赤系果実 |
作り手 | GILES DE LAMOIRE |
前回のビオディナミのBOURGOGNE CHARDONNAYに味を占めて、
連続で自然派ワインを選択。時期も時期だったためボジョレー・ヌーヴォー。
ボジョレー・ヌーヴォーって?
ブルゴーニュの南にあるボジョレー地区でガメイというぶどうから造られるAOCワイン。
ちなみに、ヌーヴォーというのは「新酒」という意味です。
実は全体の25%くらいが日本に輸入されていて、
解禁日という決まりがあるがゆえのご祝儀価格になっている様で、
実際、売れ残ったボジョレー・ヌーヴォーは半額くらいになったりします。
そんなこんなで個人的には全く評価していなかったのですが、
No Added SO2(酸化防止剤無添加)というエチケットに惹かれました。
「今年のボジョレーは10年に1度の当たり年!」
毎年のようにこんなフレーズを見かける気がします・・。
それはさておき、実際に良いヴィンテージのボジョレー・ヌーヴォーを、
少し時間が経ってから半額くらいで買うのは凄く賢い買い方だと思います。
ボジョレー・ヌーヴォーのコルクはしょぼい・・・?
ワインの値段とコルクの質は比較的比例しているのですが、
今回買った定価3,000円程のこのボジョレー・ヌーヴォーは、
驚くほどコルクがスカスカでした。
これはそもそもが長期熟成型のワインではないということと、
先に上げたご祝儀価格で倍になっているということを考えると、
妥当なコルクなのかもしれません。
※1本しか飲んでいないのでたまたまの可能性もあります
このワインのお勧めポイント
やはり、ごくごくいける飲みやすさだと思います。
「赤ワインはちょっと・・・」と考えている方でも、
キリッと冷やして飲むと美味しく飲めてしまうと思います。
通常、赤ワインは15~18度くらいが適温と言われていますが、
ボジョレー・ヌーヴォーはもっと冷やした方が美味しい。
気が置けない仲間と適当な乾き物をつまみながら、
ちょっとしたお祭り気分を味わうのに良いワインだと思います。
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